17日、北京オリンピックの日本代表メンバーが発表され、田中将大が、イーグルスから、ただ一人選ばれた。
岩隈久志とともに、最終候補メンバーに入っていた田中に、朗報が飛び込んだ。代表最年少として、田中が選ばれた。「正直、びっくりした」と話した田中。と同時に「日の丸を背負うという、大きな役目。やらないといけない気持ちになった」と緊張な面持ちで話した。
チームでは、ローテーションの一角を担っているが、日本代表では、リリーフでの登板も考えられる。まだ、日本代表の星野仙一監督から、何も話はないが「自分の与えられた場所で、全力で頑張りたい」と意気込んだ。
野球がオリンピックの種目として採用されるのも、今回が最後とも言われている。「テレビを見ているだけで、重圧感が伝わってきた。緊張もあって、厳しい場になると思う」と田中。その中に飛び込んでいく覚悟は決めた。
田中がメンバーで最年少。「一番年下なので、やることはたくさんあると思う」と、その部分でも、動く覚悟を決めている。「チームとは、違う場所で野球をやることになるけれど、ひとまわりもふたまわりも、大きくなって帰って来たい」と話した。
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五輪開幕まで3週間と迫った北京市で、大会に合わせて建設中だった3つの主要地下鉄について、当局者は開通日が依然はっきり決まっていないことを認めた。ただ、21日までには開通させたいとしている。
国際空港や競技場を結ぶ3本の地下鉄は、大会期間中の交通利便の改善を目的とする大規模なインフラ計画の一環として着工され、当初は先月末の開通を予定していた。
しかし、地下鉄を管理する北京市交通委員会のZhouZhengyu副主任は、記者会見で「みなさんも困っていると思うが、われわれも困っている」とコメント。開通の日程が決まっていないことを認め、21日までには開通させたいとの考えを示した。
副主任はまた、現時点で作業は全て完了済みとする一方で、最終チェックが開催に間に合うかや開通の遅れにつながるような工事の問題があったかといった質問については言及を避けた。
北京市では、インフラ整備が間に合わなかったアテネ五輪の反省を踏まえ、工事を期日内に終え、国際オリンピック委員会(IOC)から賞賛されていた。